【著者】クリスティーナ・ウォドキー (著), 二木 夢子 (翻訳), 及川卓也 (監修)
【出版】日経BP (2018/3/15)
【ジャンル】チーム・組織マネジメント・人材育成
OKRとは、Objectives（目標）とKey Results（指標結果）の略で、近年注目されているフレームワークです。チームの生産性を上げるための管理手法・指標として、シリコンバレーなどで注目され、Google などの世界的企業で導入されています。日本でもスタートアップなどを中心に活用が広がっています。
OKR(オーケーアール) シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法
【関連書籍】
- Measure What Matters（メジャー・ホワット・マターズ） 伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR：ジョン・ドーア (著), ラリー・ペイジ (著), 土方奈美 (翻訳)、日本経済新聞出版
- 最短最速で目標を達成するOKRマネジメント入門：天野勝 (著), ＯＫＲＪａｐａｎ (監修)
ボクガ ショセキジョホウヲ サポート シマス
「OKR（オーケーアール）シリコンバレー式で大胆な目標を達成する方法」（原題: “Measure What Matters”）は、ジョン・ドーアによって書かれたビジネス書です。ジョン・ドーアは、シリコンバレーの著名なベンチャーキャピタリストで、Google、Amazon、Intelなどの多くの成功企業に投資を行っています。この本では、OKR（Objectives and Key Results）という目標設定フレームワークに焦点を当てています。
OKRフレームワークをどのようにして効果的に使用するかについてのガイドとなっています。OKRが、どのようにして組織の成長と変革を促し、どのようにして個々の従業員が自身の業績を高めることができるのかを、多くの事例やエピソードを交えて説明しています。
「Objectives（目標）」は、明確で意味のある目標を設定するプロセスです。一方で、「Key Results（主要結果）」は、その目標がどれだけ達成されたのかを測定するための具体的な指標です。この二つの組み合わせによって、企業や組織は目標管理をより効果的に行えるようになります。
GoogleやYouTube、Intelといった企業でのOKRの実際の適用例が紹介されており、その成功事例を通じてOKRの強力な影響力が示されています。このフレームワークを用いることで、読者自身がいかにしてより効果的な目標設定と達成ができるのかを、具体的なステップとともに学べます。
さまざまな規模や業種の組織で適用可能なこのフレームワークは、目標を明確にし、その達成を促すための強力なツールとされています。本書は、マネジメント層からフロントラインの従業員まで、幅広い読者に対して有用な指針を提供しています。