多くの実業家、ビジネスマンに影響を与えた、必読のビジネス書を人気順にご紹介します。
ビジネスマンとして成長したい、思考力を高めたい、前向きに仕事に取組みたい、何のために働くか見つめ直したい、良い人間関係を築きたい、人生を豊かにしたい…。
そんなときに、ぜひ手にとって読んでいただきたい名著を厳選しました。
【必読ビジネス書1】ザ・ゴール
【著者】エリヤフ ゴールドラット (著), 三本木 亮 (翻訳), 稲垣 公夫 (寄稿)
【出版】ダイヤモンド社
【ジャンル】経営・マネジメント
『ザ・ゴール』は、1984年に出版され、1,000万人以上に読まれた世界的ベストセラー。
工場の業務改善プロセスをテーマにした小説で、企業の目的、経営のゴールの本質に迫っています。
生産性についての本ですが、ボトルネックの特定や改善など、組織運営にも転用できるポイントも多くあります。
- ザ・ゴール | エリヤフ ゴールドラット, 三本木 亮, 稲垣 公夫
- ザ・ゴール2 エリヤフ・ゴールドラット氏によるザ・ゴールの続編
- ザ・ゴール コミック版 ザ・ゴールの小説のエッセンスをマンガ化
- ザ・ゴール2 コミック版 ザ・ゴール2の小説をマンガで解説した読みやすい一冊
【必読ビジネス書2】新版 ストレングスファインダー 2.0
【著者】トム・ラス (著), 古屋博子 (翻訳)
【出版】日本経済新聞出版社; 新版 (2017/4/13)
【ジャンル】自己啓発、コーチング、倫理・道徳
『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングスファインダー 2.0』は、自分の優れている能力、適正、伸ばすべき能力を見つけることができる一冊。
診断を受けるには、まず 本書を購入して、書籍内にあるアクセスコードを入手。
テスト受講ページにてアクセスコードを入力、30分ほどのテストに答えると診断結果が出ます。
診断テストの質問は、翻訳がおかしかったり、設問内容がMECEになっておらず、ストレスを感じるかもしれません。
ちなみに、私の診断結果を同僚に見せたところかなり当たっているとのことでした。
この「ストレングスファインダー 2.0」を、現在の自分を正確に言い当てているか、というより自分が持っている才能を自覚して、どう伸ばすか、という目的で試されると、最大限活用できるでしょう。
自分の優れている能力、仕事の適正、伸ばすべき能力を見つけ方、仲間の能力を引出したい方におすすめです。
- 『ストレングスリーダーシップ さあ、リーダーの才能に目覚めよう』リーダーの才能に焦点をあてた続編
- 【関連サイト】 『CliftonStrengths(公式HP)』
こんな方におすすめ
自分の優れている能力、仕事の適正、伸ばすべき能力を見つけ方、仲間の能力を引出したい方におすすめです。
【必読ビジネス書3】ザ・コピーライティング 心の琴線にふれる言葉の法則
【著者】ジョン・ケープルズ (著), 神田 昌典 (監修, 監修), 齋藤 慎子 (翻訳), 依田 卓巳 (翻訳)
【出版】ダイヤモンド社 (2008/9/20)
【ジャンル】マーケティング、心理学
メンタリストDaiGoがYou Tubeで紹介したことでも有名なビジネス書。
仕事に役立つコピーライティングを解説した本書は、431ページとボリュームは多いですが、内容の濃い一冊です。
本書は、58年間、アメリカの広告業界で伝説的コピーライターとして活躍し続けたジョン・ケープルズが、
実証的かつ即効性のある「科学的広告」ノウハウを明かしたもの。
記憶に残る文章を書きたい方、人に伝わるメッセージを作りたい方、広告・セールスに携わる方におすすめです。
こんな方におすすめ
記憶に残る文章を書きたい方、人に伝わるメッセージを作りたい方、広告・セールスに携わる方におすすめです。
【必読ビジネス書4】ロジカル・シンキング
【著者】照屋 華子 (著), 岡田 恵子 (著)
【出版】東洋経済新報社
【ジャンル】論理思考
マッキンゼーのエディターとして活躍した著者・照屋華子氏が、論理思考を強化するための「話す・書く・考える」の3つの力を解説した書籍です。MECE、ピラミッドストラクチャーのフレームワークを用いて、論理的な文章を書く技術が身につきます。
論理的に書くスキルにフォーカスした『ロジカル・ライティング―論理的にわかりやすく書くスキル』、『入門 考える技術・書く技術(山﨑 康司 著)』もおすすめです。
ロジカル・シンキング Best solution | 照屋 華子, 岡田 恵子 | ビジネス教育 | Kindleストア | Amazon
こんな方におすすめ
読手に伝わるプレゼンやメールを作成したい方、資料づくりに悩む時間を削減したい方におすすめです。
【必読ビジネス書5】スタンフォードの自分を変える教室
【著者】ケリー・マクゴニガル (著), 神崎 朗子 (翻訳)
【出版】大和書房 (2015/10/10)
【ジャンル】哲学・思想・人生観
著者のケリー・マクゴニガル氏は、スタンフォード大学で大人気講義を受け持つ心理学者。ケリー氏の研究成果をまとめた一冊です。
世界的ベストセラーの本書は、日本でも『ビジネス書大賞2013』優秀翻訳ビジネス書賞など、数々の賞を受賞しています。
テーマが一つ一つ短編になっているため、読み進めやすい内容です。
こんな方におすすめ
悪い習慣・パターンを断ち切りたい方、自身の思考パターンを把握して、良い習慣を身に着けたい方におすすめです。
【必読ビジネス書6】生き方
こんな方におすすめ
いま取り組んでいる仕事に情熱を持てない方、仕事に取り組む意義を見つけたい方におすすめです。
【必読ビジネス書7】新訂 孫子
【著者】孫子、金谷 治(著)
【ジャンル】思想・哲学、戦略・戦術
【出版】岩波書店
『新訂 孫子』は、中国春秋戦国時代(紀元前500年頃)に書かれた中国最古の兵法書。孫武によって書かれたとされ、世界的に最も有名な兵法書の1つです。
戦略戦術理論・情報分析・組織論など、現代でも色あせない内容で、「彼れを知りて己れを知れば、百戦して殆うからず」など多くの有名な言葉が記されています。
2000年に岩波書店から発刊された『新訂 孫子』は、原文とともに現代語訳が加えられ、読みやい一冊。
また、わかりやすく解説した書籍も多く出版されているので、気になる箇所から読んでみるのもおすすめです。
孫武の子孫といわれる孫臏(そんぴん)も戦略家として功績をあげ、兵法書を残しています。
【関連書籍】
- 『孫子の兵法―考え抜かれた「人生戦略の書」の読み方』孫子の兵法について解説した一冊。
- 『まんがで身につく 孫子の兵法』孫子の兵法について、まずは気軽に知りたい方におすすめ。
【必読ビジネス書8】プロフェッショナルの条件 はじめて読むドラッカー (自己実現編)
【著者】ピーター・F. ドラッカー (著), Peter F. Drucker (原著), 上田 惇生 (翻訳)
【出版】ダイヤモンド社 (2000/7/1)
【ジャンル】リーダーシップ・マネジメント
本書は「マネジメントの父」と称されるピーター・F・ドラッカーの名著。多くの著名人・実業家・コンサルタントに影響を与えた一冊として有名です。プロフェッショナルとして自らの能力を発揮して、成果を上げるために必要な要素を説く内容。
ドラッカーのマネジメントをわかりやすく解説した『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら | 岩崎 夏海』はベストセラーとなりました。
プロフェッショナルの条件 はじめて読むドラッカー (自己実現編) | P F ドラッカー, 上田 惇生 | 実践経営・リーダーシップ | Kindleストア
こんな方におすすめ
プロとして成果をあげビジネスパーソンとしての価値を高めたい方、専門性を高め貢献したい方におすすめです。
【必読ビジネス書9】人を動かす 新装版
【著者】デール・カーネギー (著), Dale Carnegie (著), 山口 博 (著)
【出版】創元社 (1999/10/31)
【ジャンル】自己啓発
『人を動かす 新装版』は累計1,500万部以上、日本国内で500万部以上読まれた名著で、多くの実業家、リーダーに愛されています。自己啓発のバイブルとも言える本書は、人を動かすことが苦手であったたデール・カーネギーが、人を動かすための方法を追求して実践した内容を記す不朽の名著。人を説得する技術、リーダーシップを発揮する原理が書かれた一冊です。
本書の内容をまんがでわかりやすく解説した『マンガで読み解く 人を動かす』や『超訳 カーネギー 人を動かす( デール・カーネギー, 弓場隆:ディスカヴァー・トゥエンティワン)』をあわせて読むのもおすすめ。
カーネギー氏の著書『道は開ける』も人気の高いロングセラーです。
こんな方におすすめ
より良い人間関係を構築したい方、コミュニケーションスキルを高めたい方におすすめです。
【必読ビジネス書10】4000名を成功に導き、人生を変えた 最強のひと言
【著者】早川諒
【ジャンル】マネジメント、リーダーシップ、コミュニケーション
【出版】ゴマブックス
「たったひと言」で仕事も人間関係もうまくいく——-成功につながる「ひと言」テクニック!が満載。
30歳で独立起業、セブ島で「0円留学」という斬新な留学プランを提供する英語学校を創立、海外・国内問わず事業を広げ、現在は7社を経営する早川諒の著書。
ロベタでも人見知りでも、誰でもすぐに使えて仕事も人間関係もうまくいく41の「たったひと言」を再現性のあるノウハウと共に解説されています。
すべてのビジネスパーソン必読の1冊です。
【必読ビジネス書11】[新版]ブルー・オーシャン戦略-競争のない世界を創造する
【著者】W・チャン・キム (著), レネ・モボルニュ (著), 入山 章栄 (翻訳), 有賀 裕子 (翻訳)
【ジャンル】経済学、戦略・戦術、経営・マネジメント、マーケティング、起業
【出版】ダイヤモンド社
『ブルー・オーシャン』というビジネス用語は、ビジネスパーソンなら一度は聞いたことがある言葉でしょう。その言葉のもとである本書、『ブルー・オーシャン戦略』は、350万部以上出版された世界的ベストセラーです。
市場を分析して、競争のない市場をつくりだすためのフレームワークが解説されています。
マーケティング、経営、起業、プロジェクトリーダーなど、事業を成功に導きたい方におすすめの一冊です。
【関連書籍】
- 『ブルー・オーシャン・シフト』著者W・チャン・キム氏による続編
- 『図解ポケット ブルー・オーシャン戦略がよくわかる本』ブルーオーシャンについて、理解を深めたい方におすすめ。
- 『マンガでやさしくわかるブルー・オーシャン戦略』ブルーオーシャンについて、まずは手軽に読んでみたい方向け。
【必読ビジネス書12】ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則
【著者】ジム・コリンズ (著), 山岡洋一 (翻訳)
【出版】日経BP社 (1995/9/26)
【ジャンル】経営・リーダーシップ
企業が永く発展するには「基本理念」、つまりビジョンが重要であると説いた名著。続編の『ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則』、『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』も口コミやカスタマーレビューで高評価です。
ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則 | ジム コリンズ;ジェリー ポラス, 山岡 洋一 | ビジネス・経済 | Kindleストア
【必読ビジネス書13】エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
【著者】グレッグ マキューン (著), 高橋 璃子 (翻訳)
【出版】かんき出版 (2014/11/19)
【ジャンル】仕事術・自己啓発
本書は、人生の本質的な部分を見つめ直すきっかけとなる良書。さまざまな情報があふれる時代だからこそ、本質的に重要なことにフォーカスして、より少なく、より良く取り組むことが重要であると説いています。単なる方法論ではなく、大切なものを見つめ直す本質に迫る内容です。
『マンガでよくわかる エッセンシャル思考』エッセンシャル思考の予習にもおすすめ。
こんな方におすすめ
仕事や忙しさに追われる日々を見つめ直したい方、人生で重要な要素を見つめ直したい方におすすめです。
【必読ビジネス書14】完訳 7つの習慣 人格主義の回復
【著者】スティーブン・R・コヴィー (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)
【出版】キングベアー出版 2013/8/30
【ジャンル】倫理・道徳、自己啓発、人生論、コミュニケーション
『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』は、3,000万部以上発刊された世界的ベストセラーで、対人関係のバイブル的おすすめビジネス書。
ひとつの人格を持った人間として、家族、仕事、職場で良好な関係を築く方法が、豊富な事例とともに解説されています。
ページ数が多いですが、1ページごとに何度も読み返したくなる重要なメッセージが刻まれています。
主体性を持って仕事に取り組みたい方、ストレスや環境に振り回されずに目標を実現したい方、自身を改めるための方法を知りたい方におすすめしたい不朽の名著。
【関連書籍】
- 『ファミリー7つの習慣 家族実践編(上巻・下巻)』ビジネス書では珍しく、良好な家族関係を築くことについて書かれた一冊。
- 『やってはいけない7つの「悪い」習慣 成功をひそかに妨げる「人生の落とし穴」』「7つの習慣」の著者スティーブン・R・コヴィー氏の息子、デビッド・M・R・コヴィー氏の最新刊。
- まんがでわかる 7つの習慣
こんな方におすすめ
主体性を持って仕事に取り組みたい方、ストレスや環境に振り回されずに目標を実現したい方におすすめしたい一冊。
【必読ビジネス書15】改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
【著者】ロバート キヨサキ (著) 白根 美保子 (翻訳)
【出版】筑摩書房(2013/11/8)
【ジャンル】お金・資産設計
『改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学』は、お金についての原理を示したベストセラー。
著者のロバート・キヨサキ氏はネットワークビジネスで有名だったり破産したりと悪評がありますが、お金についての考え方、捉え方について根強い人気のあるベストセラーです。古典として一度読んでみてはいかがでしょうか。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本) | ロバート キヨサキ, 白根 美保子 |本 | 通販 | Amazon
【必読ビジネス書16】[新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か
【著者】大前研一
【ジャンル】経営・マネジメント、戦略、ロジカルシンキング、論理思考
【出版】プレジデント社
『[新装版] 企業参謀 戦略的思考とは何か』は、日本を代表する経営コンサルタントの大前研一氏が書いたビジネス書です。
大前研一氏は、マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社長など数々の役職・教授職を歴任され、現在は、多くの実業家を輩出しているBBT大学院の代表取締役会長に就かれています。
大前氏がマッキンゼー入社後に書き溜めたノートをまとめて、1975年に「企業参謀」を出版。
最初に出版されてから40年以上経った現在でも、色褪せないビジネス・バイブルとして、多くのビジネスパーソンに読まれています。
『超訳・速習・図解 企業参謀ノート[入門編]』 とあわせて読むと、全体像を掴みやすく、理解が深まります。
【関連書籍】
- 『超訳・速習・図解 企業参謀ノート[入門編]』「企業参謀」をわかりやすく解説した、大前氏監修の一冊。
- 『考える技術』著者である大前研一氏による、論理思考、ロジカルシンキングのノウハウがつまった本。
【必読ビジネス書17】イノベーションのジレンマ 増補改訂版
【著者】Clayton M. Christensen (著), 伊豆原 弓 (翻訳), 玉田 俊平太 (監修)
【ジャンル】経済、企業戦略、マーケティング
【出版】翔泳社(Harvard business school press)
『イノベーションのジレンマ 増補改訂版』は、業界をリードする企業が衰退するジレンマを分析して、どのように対策すべきか解説した一冊。
かつて市場をリードして、積極的に技術投資を行ってきた企業が、なぜ時代の変化とともに衰退したのか、詳しく説明されています。
本書は、 次世代の環境変化に備えるべき、 大企業で働くビジネスパーソン、特に経営者・管理職・技術者などにおすすめしたい内容です。
【関連書籍】
- 『ハーバード・ビジネススクール“クリステンセン”教授の 「イノベーションのジレンマ」入門』「イノベーションのジレンマ」の入門に加え、理解を深めたい方にもおすすめ。
- 『「イノベーターのジレンマ」の経済学的解明』経済学者の伊神満イェール大学准教授による、「イノベーションのジレンマ」をさらに掘り下げた一冊。
【必読ビジネス書18】考具
【著者】加藤 昌治 (著)
【ジャンル】スキル、アイデア、マインド、フレームワーク
【出版】CCCメディアハウス
『考具 考具シリーズ』は、アイデアを生み出すための方法について書かれた本です。
アイデアを生み出すための情報収集、分類、課題、打ち手にあわせたシンキングツールを、詳しく解説しています。
「企画やアイデアを生み出すには、センスや経験が必要」と考えている方、企画・アイデアの出し方に悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
【関連書籍】
- 『アイデアはどこからやってくるのか 考具 基礎編 考具シリーズ』考具を身に着け、アイデアづくりに活かすための続編。
- 『チームで考える「アイデア会議」 考具 応用編 考具シリーズ』考具を活用してチームを育む方法について解説した続編。
【必読ビジネス書19】影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
【著者】ロバート・B・チャルディーニ (著), 社会行動研究会 (翻訳)
【ジャンル】心理学、交渉、行動経済学
【出版】誠信書房
『影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』は、社会心理学者のロバート・B・チャルディーニ氏によるベストセラー。
相手を「YES」と言わせる営業マンや広告主の手口を研究して、人間心理のメカニズムを解説しています。
営業・交渉に加えて、対人関係、コミュニケーションについても学べる一冊です。
【関連書籍】
- 『影響力の武器 実践編[第二版]「イエス!」を引き出す60の秘訣』「影響力の武器」を活用した事例を豊富に紹介している。
- 『影響力の武器 戦略編: 小さな工夫が生み出す大きな効果』シリーズ最新刊。日常に使えるヒントを豊富に紹介している続編。
【必読ビジネス書20】HARD THINGS 答えがない難問と困難にきみはどう立ち向かうか
【著者】ベン ホロウィッツ (著), 滑川 海彦 (翻訳), 高橋 信夫 (翻訳), 小澤 隆生(序文)
【出版】日経BP (2015/4/17)
【ジャンル】起業・スタートアップ
2016ビジネス書大賞、ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶ ベスト経営書2015第1位など、数々のビジネス書ランキングで受賞したベストセラー。シリコンバレーの有名ベンチャーキャピタリストである著者が、困難と成功を体験してて学んだことを綴っています。企業経営者、起業・スタートアップを計画されている方におすすめの内容です。
【必読ビジネス書21】嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
【著者】岸見 一郎 (著), 古賀 史健 (著)
【出版】ダイヤモンド社 (2013/12/13)
【ジャンル】心理学・コミュニケーション
『嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え』は、アルフレッド・アドラーの心理学について、心理学者の岸見一郎氏と、株式会社バトンズ代表・ライターの古賀史健氏により書かれたベストセラー。
本書では、青年と哲人との対話形式で、アドラーの心理学が展開され、幸せに生きるためにはどうすればよいか?という問いを説くストーリーです。
自己肯定感をどのように持てばよいのか悩んでいる方、対人関係で悩まれているい方は必読です。
本書を気に入られた方は続編の『幸せになる勇気』も必読です。
こんな方におすすめ
他者からの評価が気になり自分のやりたいことに自信が持てない方におすすめです。
【必読ビジネス書22】アニマルスピリット
【著者】ジョージ・アカロフ (著), ロバート・シラー (著), 山形 浩生 (翻訳)
【ジャンル】倫理・道徳、経済・金融、心理
【出版】東洋経済新報社
『アニマルスピリット』は、ノーベル経済学賞を受賞したジョージ・アカロフ教授と、ロバート・シラー教授によって書かれた書籍。
人間を軸にしたマクロ経済学をテーマにしており、注目が高まる行動経済学と組み合わせ、現在の経済を解説しています。
タイトルの「アニマルスピリット」とは、人間の衝動を表しており、そのアニマルスピリットが経済現象へどのように関っているか説明されます。
金融・経済学に限らず、マーケティング、行動経済学の知識を深めたい方にもおすすめです。
【関連書籍】
- 『不道徳な見えざる手』ジョージ・アカロフ (著)
- 『善と悪の経済学―ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠』アニマルスピリットの歴史についても解説している経済学書
【必読ビジネス書23】失敗の本質
【著者】戸部 良一 (著), 寺本 義也 (著), 鎌田 伸一 (著), 杉之尾 孝生 (著), 村井 友秀 (著), 野中 郁次郎 (著)
【ジャンル】組織論、リーダーシップ、マネジメント
【出版】ダイヤモンド社
『失敗の本質』は、日本軍の敗戦の原因について焦点を合わせ、戦略や組織を切り口に、作戦の失敗について語られています。
日本軍の敗戦をテーマに研究されていますが、現代の日本社会の組織が陥りがちな体質・問題にも共通する内容です。
組織を管理するリーダーや人事、マネジャーにおすすめです。
【関連書籍】
- 『「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ』「失敗の本質」についてわかりやすく解説した書籍
- 『失敗の科学 失敗から学習する組織、学習できない組織』失敗する組織を分析した一冊
【必読ビジネス書24】天才! 成功する人々の法則
【著者】マルコム・グラッドウェル (著), 勝間 和代 (翻訳)
【出版】講談社 (2009/5/13)
【ジャンル】成功法則・仕事術
本書は、天才と呼ばれる人物たちがどのように生まれ、育ったのかを分析した一冊。
才能は遺伝的・先天的なのか、それとも家庭や生活環境などの後天的要因なのか?親・家庭・生活・努力などの要因を調べ、考察をまとめています。
天才! 成功する人々の法則 | マルコム・グラッドウェル, 勝間和代 | ノンフィクション | Kindleストア | Amazon
【関連書籍】
- 『逆転! 強敵や逆境に勝てる秘密』マルコム・グラッドウェル (著)
- 『第1感~「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい~』マルコム・グラッドウェル (著)
こんな方におすすめ
才能がどのように育まれるのか知りたい方、成功法則を知りたい方におすすめです。
【必読ビジネス書25】学びを結果に変えるアウトプット大全
【著者】樺沢紫苑 (著)
【出版】サンクチュアリ出版 (2018/8/3)
【ジャンル】経済、自己啓発、自己成長、ビジネススキル
『学びを結果に変えるアウトプット大全』は、精神科医の樺沢紫苑氏の著書。樺沢氏はメルマガ、You Tube、SNSなど、何年にもわたり毎日更新を続けており、そのアウトプット術と効果について解説しています。コミュニケーション、プレゼン、資料作成、アイデアづくり、交渉・営業などで、さらに成果を出したい方、成長されたい方におすすめです。
続編の『学び効率が最大化するインプット大全』とあわせて読むと理解が深まるでしょう。